実際の企業間取引では、取引先毎に卸価格を変えたり、ある商品は特定の取引先にだけ卸すなどのケースがあります。 EC-Nextは、商品ごとに細かな販売条件を複数設定できますので、これらの複雑なルールを確実に管理できます。
各商品それぞれに、誰にいくらで販売するか、もしくは誰に販売しないかという販売条件を、複数設定できます。
その条件の組み合わせにより、ユーザーがフロントサイトにアクセスした時に、特定の商品が表示される/しない、表示される場合販売価格がいくらなのかが自動で制御されます。
EC-Nextでは複数のレベルに対して販売条件が設定可能です。
オープンサイトで会員以外でも注文可能な場合、会員価格を設定することが可能です。
会員のみ購入可能な商品を設定することで、ログインしてはじめてその商品が表示されます。
会員に対してランク付けをし、会員ランクごとに価格が設定できます。
会員ランクが変わると、その会員への販売価格が変わります。
会員ランクによって、購入可/購入不可の制限も可能です。
クループ機能を使う場合には、グループ別にランク付けをし、ランクごとに価格が設定できます。
グループは複数店舗を持つチェーン店などに利用できます。
グループのランクが変わると、グループに属する会員への販売価格が変わります。
グループのランクによって、購入可/購入不可の制限も可能です。
同一顧客が注文する場合でも、どこのユーザに納入するかによって価格を変えるような設定が可能です。
会員1人1人に対して販売価格が設定できます。
会員ランク別と会員別価格など、複数の設定レベルを同時に設定できます。
より詳細なレベルの価格設定が優先されますので、会員ランク別と会員別価格を同時に設定した場合には、会員別価格が設定された会員は、この価格が優先されます。
会員別に、購入可/購入不可の制限も可能です。
※会員別販売条件追加方法
販売条件に、期間を設定することが可能です。
例えば、ある会員ランクは通常5,000円で、ある期間内のみ4,500円などの設定ができます。
ある会員は通常は購入はできないが、ある期間内のみ購入可能という設定もできます。
多数の商品の価格を一斉に改定するようなときも、あらかじめ期間を指定して登録しておくことで、
その期日から自動的に価格が変わります。
販売価格は通常、各商品別 X 各対象別( X 期間別)に設定します。
しかしある特定の期間だけ、多くの商品を対象に価格を変更させたい場合は、期間限定価格設定の機能を使い、特定の期間内に通常の販売価格の何パーセントで販売するのかが設定できます。
会員ランク別や、カテゴリ別にも設定可能です。
1~99個は単価100円、100~199個は単価99円というような、注文数量に応じた価格設定が可能です。
ある顧客は1~99個は単価100円、100~199個は単価99円、あらかじめ基本設定にてランク別の掛率(定価に対して)を設定しておくと、商品ごとに販売条件を追加する際、ランク別に自動計算された販売価格をボタン1つで簡単に登録できます。
基本設定のランク別の掛率を変更する場合、商品ごとに設定した販売条件の会員ランク別価格を、システムで自動計算し一括で変更することが可能できます。
ただ一括変更するかは掛率変更時に選択可能ですので、一括変更せずに手作業で調整することも可能になっています。